LOSS IS MORE

消費期限のある花を、賞味期限のないジンへ

少しだけカタチがいびつな野菜、少しだけ古くなってしまった花、少しだけ余ってしまったエネルギー。人々が「ロス」と呼ぶものの中にも、価値が眠っています。株式会社LOSS IS MOREは、そんな「ロス」の中に新しい価値を見出すクリエイター集団です。メンバーに、TETOTETO Inc.から代表の井上豪希と井上桃子が参画しています。 2023年に第一弾プロジェクトとして取り組んだのは、毎年5月の母の日後に、大量廃棄されてしまう花々の活用です。特にカーネーションを中心に、日常的に廃棄が発生するバラやユリなどをブレンドし、クラフトジン開発。数日で散ってしまう生命の短い切花を、賞味期限のない蒸留酒に生まれ変わらせました。出来上がった蒸留酒は瑞々しく青々とした香りの中に華やかさがふわりと漂う、まるで植物園や花屋にいるような心地よい香りが特徴です。 このプロジェクトは今後も、様々な展開を予定しています。花を活用した新しい建築資材の開発や銀座のママたちのお誕生日に贈られた花からブランデーを作るプロジェクト、さらにはサウナの排熱を各戸の暖房に活用するサウナマンションの構想まで。私たちは、「ロス」を価値に変えるムーブメントを、創造的なアプローチで広げていきます。

LOSS IS MORE
LOSS IS MORE

LOSS IS MORE にはデザイン、クリエイティブ、PR、デジタル、飲食、流通、建築など各分野の様々な専門知見をもったプロフェッショナルたちが集結。

小売店が仕入れた量のおよそ30〜40%の花が廃棄されています。この廃棄されてしまう花を「ロスフラワー®」と名付けました。

LOSS IS MOREでは、廃棄・非活用素材を持つ事業者(LOSSパートナー)と、優れた製造技術を持った事業者(MOREパートナー)同士を結びつけ、これまで社会で「ロス」とされてきたものに光をあてています。プロダクトからサービス、ブランディング、マーケティングまで一気通貫でおこなっています。

Producer: Shota Ogawa, Akira Onuki Food Creative Director: Goki Inoue Project Manager: Momoko Inoue Planner: Shoichi Marumoto Creative Director: Akira Orimo Art Director: Norihiro Asano Distiller Distillation: Ayumu Yamaguchi Client Flowerist: Tamura Florist Account Planner: Rin Ogawa Entrepreneur: Manabu Niinuma Store Planner: Manabu Takeda Cartoonist: Kappy