酒粕マヨ

廃棄されてきた酒粕を、ビーガンマヨネーズに。

酒造りの過程で廃棄されてきた酒粕を活用した【発酵マヨ】の商品開発を担当。酒粕に豊富に含まれる栄養素に着目し、卵・添加物不使用のビーガンマヨネーズを開発しました。 環境配慮型のものづくりの姿勢が評価され、さまざまなスタートアップ企業とのコラボも実現しています。

酒粕マヨ
酒粕マヨ

高級酒粕という、異質な原料との出会い

このプロジェクトのはじまりは、秋田県で自然栽培米を使った酒蔵を運営する「稲とアガベ」代表・岡住さんとの出会いでした。 自然栽培で育てたササニシキ米は一般米の約3倍の価格。その酒造りの副産物として生まれる酒粕もまた、日本でも最高クラスの品質を持ちます。この「捨てるには惜しすぎる素材」をどう活かすか——そこからTETOTETOの商品開発がはじまりました。

酒粕だからこそできた、マヨネーズの再発明

酒粕にはお米・麹・酵母の3成分が含まれており、天然の増粘剤として機能します。この特性に着目し、卵も添加物も使わない植物性マヨネーズの開発に挑みました。 通常のマヨネーズが油を6〜7割使用するのに対し、発酵マヨは酒粕が40%以上を占め、油の使用量は25〜30%程度。結果としてカロリーは約半分に抑えられています。素材の力を最大限に引き出すことで、健康的でありながら旨味のある味わいを実現しました。

1年以内でゼロから販売まで

商品開発の実稼働期間は半年未満。プロトタイプの試作から商品化・加工所の建設・販売開始まで、すべてを1年以内に完了させました。 価格設定も市場に合わせて柔軟に調整。当初想定していた出汁を使った高級ラインから、酵母由来の旨味成分(コウボエキス)を活用した700円の商品へとブラッシュアップし、より多くの人に届く形に仕上げました。

「一緒につくりたい」が集まるブランドへ

発売後は、環境配慮型のものづくりの姿勢が評価され、複数のスタートアップ企業とのコラボレーションが実現。現在もコラボレシピの開発や新SKUの拡大など、プロジェクトは進化し続けています。 TETOTETOが得意とするのは、素材の本質的な価値を見つけ、それを商品・ブランド・販路として形にする一連のプロセスです。「面白い素材や技術はあるけど、どう商品化すればいいかわからない」——そんな相談から、ぜひ一緒に考えていきましょう。