食を、ひらく。食で、ひらく

About

食の世界には、たくさんの「あきらめ」や「当たり前」があります。

TETOTETOは、それらをクリエイティブの力で乗りこなす、「フード・コレクティブ」です。

ロス食材に光を当て、意外な価値を生み出す。未知のジャンルを開拓し、まだない食体験を味わう。新しい経済圏を広げ、多様な食文化を未来につなぐ。

つくる人、届ける人、食べる人の誰もが分け隔てなく幸せになることを目指し、食と食にかかわる人の可能性をひらいていきます。

Our Stance

スタンスとは、TETOTETOが仕事をする際に大切にしている哲学や信念です。私たちは「たくさん使わせるため・売るため」のものづくりをしたくありません。私たちらしいアウトプットを出すためにも、これらのスタンスを共にできる人と働きたいと思っています。

相手への共感

困りごとに一緒に向き合いたいと思うか。生きる上や働く上で大切にしていることが同じか。話していてお互いに心地いいと思えるか。結局、どれくらい儲かるかより、どれくらい共感できるか。それが一番大切なことだと考えています。

豊かさの探求

お金とモノだけでない、新しい価値交換のあり方をつくる。趣味と仕事の境界を超えて、常にワクワクする環境をつくる。関わる人、一人ひとりの豊かさに向き合うことを諦めず、豊かさの可能性を探求します。

本心の実現

本当に作りたいものは何か。私たちがものづくりにおいて大切にするのはその一点です。本人も気づいていなかったり、胸の奥にしまっている本心を核に据え、まだ世の中にない価値を寄り添いながら生み出します。

未開の創造

すでにあるものを再生産することを私たちはしません。実験マインドで、再解釈と再構築を繰り返し、頭より先に心が反応してしまうような、思わず手に取ってしまうような、まだ世の中にないものを創造します。

Approach

食の可能性をひらくため、「ロス」「地域」「未知」「伝統」の4つの切り口からアプローチをしています。

1

ロスをひらく

「見栄えが悪い」という理由で廃棄されていたフルーツを使ったバター。ワインの醸造過程で捨てられてしまった「ぶどうの皮」を砂糖づけにしたレーズンサンドやグラノーラ。母の日を境に廃棄されてしまうカーネーションを主役にしたジン。規格外の野菜や食べ物、商品開発の過程で出る廃棄食材など、フードロスの課題にテクノロジーやデザインの力を通じて挑み、新しい食の循環をつくります。

2

地域をひらく

地域の食文化は、その土地の歴史や伝統、人々の暮らしを映し出す鏡のような存在です。食が盛り上がることは、地域の魅力が外に伝わることだけでなく、その土地に新たな雇用を生み出すことにもつながります。秋田の男鹿、兵庫の明石、栃木の那須塩原、山梨の塩山など、日本各地で地域ならではの食材の活用や食を通じた地域経済の活性化に伴走し、持続的な経済圏をつくっていきます。

3

未知をひらく

私たちは食の可能性を追求するチームとして、まだ世の中にない新しい食のあり方を模索しています。それは一重に、一人でも多くの人に食の魅力を届けたいからです。例えば、ワインが飲めなくても、ワインと同じ苦味や渋みを味われるノンアルコールワイン。例えば、酒粕からとったスピリッツを原酒に、ハーブや果物、ボタニカルで香りづけをしたクラフトスピリッツ。「当たり前」を問い直し、新しい食のあり方を探求・発信・開発し、食を楽しむ人を増やしていきます。

4

伝統をひらく

300年以上続く和菓子屋とつくった「飲めるほどに柔らかい」大福。江戸時代から続く茶園と取り組んだ日本三大名茶「狭山茶」を活かした究極のお茶。老舗豆菓子製造メーカーの3代目と取り組んだ、50年続く技術を活かしたガストロノミックな豆菓子。日本全国にある伝統的な食文化や製法を守り継ぐ職人たちの知恵と技術を大切にしながら、現代のニーズに合わせた新しい商品開発を行い、次世代へとつなぐ架け橋となることを目指しています。

フードコレクティブの仲間を集めています。ともに、食の可能性をひらきませんか。